温泉に入った後は、ぐっすり眠れる。これは、さっぱりスッキリといった心理効果だけ |
ではなく、刺激によりかなりのエネルギーを消費しているためです。 |
例えば、40度のお湯に20分間入浴すると、約200キロカロリーを消費します。 |
すなわち、温泉の刺激に対する十分な受け入れ態勢が必要なのです。 |
温泉療法は、温泉・泉質・水圧などの刺激に対する身体の順応反応を利用するとこ |
ろにあるので、反応を起こし得ない様な消耗状態、逆に過敏状態にある場合は適し |
ません。 |
発熱時、すべての急性疾患、進行期及び重傷状態・妊娠初期と後期などの場合は、 |
温泉欲に適しません。また、高血圧症、動脈硬化症、心臓病、呼吸器病、高齢者の |
場合は、42度以上の高温浴をさけてください。 |
さらに、泉質により薬理作用が異なるので、自分の症状にあった温泉を選ばないと |
逆効果となる恐れがあります。 |
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